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氏神様100日詣り70日目~75日目。 [神社・仏閣]

9月28日水曜日、氏神様100日詣り70日目。

1日中、体調がすぐれないで過ごしました。

夕方まで寝込み、もはや毎日続けたお詣りを今日こそは

途絶えてしまうことになろうかと思いきや、

「いや、這ってでも行く!」と

暗がりの中お詣りしました。

写真を撮るという意識もありませんでした。

さすがに暗い中は怖かった。。


9月29日木曜日、氏神様100日詣り71日目。

20110929 71日目 (3).JPG

まだ体調が思わしくない中、

氏神様の境内は清々しかった。

何百年もの時を育んだこの地は

いろんな喜怒哀楽を呑み込んでいるだろう。

私はこれからも続く悠久の時の流れの中の一時に過ぎない時を

この地に立って過ごしているんだ・・・と感じました。

時代は変われど、

人の想いは一緒なのだよ・・・

そんな風に受け取れました。


9月30日金曜日、氏神様100日詣り72日目。

もう秋です。

広葉樹が赤い葉を付けはじめていました。

赤くなるのに規則性はあるのでしょうか?

ふと、そう思ったのでした。

葉っぱの一葉一葉が、

人のように感じました。

O・ヘンリーの「最後の一葉」という本をもう一度読んでみたいと思いました。

確か、家の本棚にあるはずです。

最初にあの本と出逢ったのは、

中学1年生くらいでしょうか、

当時は居た父親が買ってきてくれたように記憶しています。

まだまだ幼い子供でしたが、

本を読み終えた時は、漠然とではあったと思いますが

もの悲しく、命の儚さを感じたものです。

あの本ほど、孤独を冷静にみつめ

文字におこした哀愁を感じさせる本はないと思います。

20110930 72日目 (2).JPG  20110930 72日目 (3).JPG

末社の最後、祠前に、

蝉の亡骸がありました。

20110930 72日目 (4).JPG

そのまえの道中にも蝉の亡骸を境内の本殿脇の土の中に

埋めてあげたばかりでした。

この最後の祠前は、大きなアリの巣が地下にあるのを知っています。

もうアリの穴は閉じられていたので、

アリたちは冬越しのため地中生活を営んでいるのでしょう。

「アリとキリギリス」の物語も脳裏をよぎりました。

アリたちは、この蝉のことは知っているはず、

もう美味しいところはないと、

見向きもせずに遠ざかったのでしょうね。

なんだか、もの悲しく、

かわいそうに思いまして、

土に還れるお手伝いをさせてもらおうと、

乾燥しきった土をサッサッと手で掘りました。

20110930 72日目 (6).JPG

大きさはちょうどでした。

入れてやりました。

20110930 72日目 (5).JPG

こうして埋葬される蝉もそうそう居ませんね。

最後は幸せな蝉だったでしょうか。

命に、小さいも大きいもありません。

手を合わせて冥福を祈って帰りました。


10月1日土曜日、氏神様100日詣り73日目。

20111001 73日目.JPG

10月に入りました。

早いものです。

例年になく気候が暖かすぎます。

この頃、体調は少しずつ戻ってきました。


10月2日日曜日、氏神様100日詣り74日目。

子供たちは日曜日しか寝坊できませんから、

ゆっくり寝かしてやります。

午後になるころご飯を食べます。

私は主人の事があるので

寝坊はほとんどできないです。

ご飯を作って食べさせて後片付け、洗濯、

一通り終わるころには1週間の疲れがどっと出ます。

昼寝をしてしまいました。

夕方近くなり、神社へ行こうと思っていたら、

週に1度来てくれる往診医(主治医)がこれからいくからと電話が・・

行くのが遅くなる・・・と思いながら、

断るのも出来ないし、

結局、日が暮れてしまいました。

息子と神社へ行きました。

暗がりを入り口から走って・・・・

真っ暗な写真を撮ろうとする私を

息子が「撮らなくていいよ~」とけん制。

写真は撮りませんでした。


10月3日月曜日、氏神様100日詣り75日目。

本殿の真上の空には、勢いのある雲がたなびいていました。

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20111003 75日目 (2).JPG

 


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